FPSでは、主人公がしゃがんだり、寝転んだり、銃を変えたり、グレネード(擲弾:てきだん)を投げたりと、さまざまな操作をしなければならない。もちろん、それぞれの操作にキーが割り振られているが、ゲームが白熱した場面ですぐに、「:」(コロン)キーや「,」(カンマ)キーを押せるだろうか? 私は、無理だ。キーボードの左側しか、指が覚えていない……。
そんな時には、ゲーミングマウスのサイドボタンに、キーを割り当てるのがコツ。これなら、素早く操作できるうえ、わかりやすい。
しかし残念なことに、マウスのサイドボタンも数に限りがあって、多くても5個くらいだ。これでは、「武器チェンジ」「グレネードを投げる」「しゃがみ体勢」「寝姿勢」「便利系マクロ(連打や走りなど)」といった操作で枠が埋まってしまい、「回復」や「特殊アクションキー」を割り振るボタンが足りなくなってしまう!
ちなみに、私が最近プレイしている、恐竜をペットにしてオープンバトルで戦う「ARK: Survival Evolved」では、FPSの一般的な操作に加えて、ペットにした恐竜への指示キーだけでも8個が存在する。「T」キーを長押しすれば指示を出せるが、もし敵が目の前にいる状況で長押しなんてしていたら、恐竜もろとも殺されてしまい、“ジ・エンド”だ。